残された者の想い

ちちぞう

2009年04月26日 23:30

今日は午後から、県庁で開催されていた「命のメッセージ展」に行ってきました。



部屋いっぱいに並んだたくさんの柱。
その1本々々に事故や事件の被害者の写真と、思い出の品やメッセージが貼り付けられています。
そして、故人が履いていた靴が並べられ、強烈なリアリティで見る者を打ち負かします。
これらの被害者は皆、理不尽に命を奪われただけでなく、残された遺族にも「納得できない」と遺恨を残すケースばかり。
会場からは、それらの事情を知るにつけ来場者のすすり泣く音があちこちから聞かれました。

時間はかかったけれども、ひとつひとつ、すべてを読ませていただきました。
そうやって、すべての被害者の「生きた証し」を胸に刻むことが、自分にできるせめてもの供養ではないかと思えたからです。


願わくば、残された遺族の皆様の心から、いつの日か「憎しみ」が消え去ってしまわれますように(-人-)









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