愛別離苦
昨夜、母象実家の愛犬「ななこ」がお亡くなりになりました。
享年10歳
在りし日のななこ。
奥でお座りしているのがななこ。
手前でゴロンとしているデブわんこは母犬のほーちゃんです。
ほーちゃんの子として7番目に生まれたななこ。
他の兄弟達は皆、犬好きな人にもらわれていったものの、彼女だけは残されて、母犬とともに
家族の愛情を一心に受けて育ちました。
おかげで母親をしのぐ勢いでまるまると太り(元来ビーグルは食いしん坊)
米俵のようになってしまったのでした
それでも
顔だけは小顔でキュートでしたw
それが先週から急に食欲を無くし、看病の甲斐無く息を引き取ったのでした。
しかし、病気ではあったものの太りすぎが死因ではないらしい(O.O;)
実家に適当な場所がないこともあり、母象の希望もあって我が家で引き取り、
家族皆が見守る中、桜の木の根元に埋めてやりました。
ばーばと母象さんは、ななこが生まれたときからずっとお世話をしていることもあって大号泣
しかし、出会いがあれば必ず別れの時もやってきます。
仏教では
四苦八苦という、人が逃れることの出来ない苦しみの中のひとつにも
あいべつりく
「愛別離苦」(愛する者ともいつか別れ無ければならない苦しみ)
として数えられています。
それは、心のどこかで覚悟していなければならないこと。
そして、泣くなとは言わないけれど、いたずらに嘆き悲しむのはいつか卒業しなければならないこと。
それを、ななこは我々に教えてくれました。
埋葬を終えた後、子供達が
「こたろーもいつか死ぬの?」
と聞いてきました。
父象は
「もちろん死ぬよ。こたろーだけじゃない、あんたたちも、皆いつかは死ぬんだよ」
と、きっぱり言ってやりましたが
「ふ~ん」と言っただけで、分かったのやら分かってないのやらf(^ー^;
「じゃあ、こたろーが死んだら、隣に埋めてあげようね」
と、あっさりw
「なんと無礼な!おいらはまだまだ死なないワンよ!」
なにはともあれ、
バイバイ!ななこ
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