わが子を亡くすということ

ちちぞう

2008年12月02日 00:03

元モー娘。飯田圭織の長男さんが6ヶ月でお亡くなりになったそうで。

飯田圭織の愛息天国へ…わずか6カ月の命



先日、風邪ひいてゼーゼー言いながらも、逞しくミルクを飲む次男プチを見ながら「この子の生命力はたいしたもんやねー」と、母象さんと話していました。

プチは産まれるとき、胎盤剥離の緊急帝王切開で予定日よりも20日早く産まれました。
血を飲んでしまっているということで、そのまま救急車で大きな病院のNICUに搬送され、1週間ほど保育器の中で過ごしました。
その後、ダウン症だと分かり、6ヶ月目の頃にはてんかん治療で入院、寒くなってくると今度は風邪ひいて発熱&ちょい気管支炎と、いろいろな困難に遭いながらも、それらを乗り越えて強く逞しく成長し続けている、この小さな赤ん坊の「生命力」に感服させられる毎日ぱを。


風邪ひいていてもこの笑顔ぱをよw

しかしそれも生きていればこそなんですよね。

我が子を亡くした飯田圭織さんの心痛ははかりしれません。

父象には妹が1人います。
でも実は、もう1人妹がいました。
その妹は、自分が10歳の時に交通事故で死にました、2歳と10ヶ月でした。
さすがに、その時は家庭が崩壊しそうになったぱをね

そして、妹の死んだ翌年に産まれたもうひとりの妹は、おととし結婚し子供も出来たのですが、胎盤に異常があり帝王切開で早期出産。
わずか500gほどの小さな身体で(我々はお見舞いに行っても直接会えなかったのだけど)頑張ったのですが、80日で亡くなりました。
そういう経験があるし、自身も親ですので、辛い気持ちは痛いほど分かります。


でも考えてみると、逆に生きているって本当に有り難い事なんだなぁって思えてきます。
我が子を亡くしてしまったことは身を切られるより辛いことだけど、それでも自分たちは生きている、これからも生き続けていく。

この世は諸行無常。
すべての物事は休むことなく変化し続けています。
命もまた、産まれては消えてゆく。
それが早いか遅いか、善か悪か、惜しまれるか喜ばれるか等々、それぞれの思惑とは一切関係なく。

赤ん坊で死んでしまったら可哀想?不幸?
でも、生きている間にいっぱい愛してもらったように、死んでからでも愛してもらえばいいんじゃない?
死んでしまった子には、死んでしまったなりの愛し方ってのもあるんじゃないかと父象は思うぱを。

そういえば、うちの死んでしまった妹も今年で33回忌。
家族みんなで、賑やかに祝ってあげようかw

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