2009年12月09日

愛別離苦

昨夜、母象実家の愛犬「ななこ」がお亡くなりになりました。
享年10歳icon

在りし日のななこ。
愛別離苦
奥でお座りしているのがななこ。
手前でゴロンとしているデブわんこは母犬のほーちゃんです。

ほーちゃんの子として7番目に生まれたななこ。
他の兄弟達は皆、犬好きな人にもらわれていったものの、彼女だけは残されて、母犬とともに家族の愛情を一心に受けて育ちました。

おかげで母親をしのぐ勢いでまるまると太り(元来ビーグルは食いしん坊)米俵のようになってしまったのでしたicon
それでも顔だけは小顔でキュートでしたw


それが先週から急に食欲を無くし、看病の甲斐無く息を引き取ったのでした。
しかし、病気ではあったものの太りすぎが死因ではないらしい(O.O;)


実家に適当な場所がないこともあり、母象の希望もあって我が家で引き取り、
家族皆が見守る中、桜の木の根元に埋めてやりました。

ばーばと母象さんは、ななこが生まれたときからずっとお世話をしていることもあって大号泣icon




しかし、出会いがあれば必ず別れの時もやってきます。

仏教では四苦八苦という、人が逃れることの出来ない苦しみの中のひとつにも

  あいべつりく
「愛別離苦」(愛する者ともいつか別れ無ければならない苦しみ)
として数えられています。



それは、心のどこかで覚悟していなければならないこと。
そして、泣くなとは言わないけれど、いたずらに嘆き悲しむのはいつか卒業しなければならないこと。




それを、ななこは我々に教えてくれました。

埋葬を終えた後、子供達が
「こたろーもいつか死ぬの?」
と聞いてきました。




父象は
「もちろん死ぬよ。こたろーだけじゃない、あんたたちも、皆いつかは死ぬんだよ」
と、きっぱり言ってやりましたが
「ふ~ん」と言っただけで、分かったのやら分かってないのやらf(^ー^;

「じゃあ、こたろーが死んだら、隣に埋めてあげようね」
と、あっさりw

愛別離苦
「なんと無礼な!おいらはまだまだ死なないワンよ!」







なにはともあれ、

愛別離苦
バイバイ!ななこicon















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Posted by ちちぞう at 23:18│Comments(6)日記
この記事へのコメント
命の終わりは悲しいですね。だけど死について語り合うことは大切なことと思います。それを与えてくれたのかもしれませんね。ご冥福をお祈りします。
Posted by てふてふ at 2009年12月10日 00:46
ななこちゃんのご冥福をお祈りいたします。ワタシも愛別離苦はいつも心に止めております。
Posted by MILKHALL at 2009年12月10日 02:40
別れは本当につらい。
悲しみは一人で乗り越えねばならない。
でも、出会いの喜びのほうが大きいとおもう。
Posted by fumifumi at 2009年12月10日 09:40
てふてふさん>
本当は、子供達が学校に行っている間に埋めてしまおうかとも話していたのですが、あえてみんなが帰ってくるまで待ってました。
身近なものの死を目の当たりにすることは、「死」を見つめるよい機会だと思います^^

MILKHALLさま>
ですよ、覚悟は必要です。
それでも、その時になったらマスターもボロボロになっちゃいそうですねw

fumiさま>
人は1人では生きてゆけませんからね^^
出会いも別れもふたつでひとつです。
Posted by ちちぞう at 2009年12月10日 10:54
10歳でしたか・・・・・
早すぎます・・・・・

うちは16歳になる老犬
その日がくるまで精いっぱい可愛がります。
Posted by しぜんしぜん at 2009年12月10日 20:49
しぜんさん>
うちのこたろーは13歳。
少し体力は落ちましたが、まだまだ元気に1日2回の散歩に欠かさずでかけますよ^^
Posted by ちちぞうちちぞう at 2009年12月10日 21:41
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